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Channel: SUIT TIME
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ホテルの非常用ライト

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先日、出張をした際にいつものホテルに宿泊したのですが、
基本的にフラッシュライトを常備している小生は、
不覚にも常備灯(非常灯)の存在に気付いていませんでした。
今回はじめて目についたので、どんなものなのか確認してみました。
 
イメージ 1
 
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ボディはプラスチック製、2AA、電球仕様。
暗闇でもライトの所在がわかるように蓄光シールが貼付してあります。
ボディの真ん中辺りに絶縁パーツを差し込む穴があり、備え付けのホルダー
に取り付けると、電池同士の接触が解除され消灯する仕組みで、
非常時にホルダーから取り外せば自動点灯する仕組みになっています。
持ち出し後、消灯する場合はヘッドパーツを緩めるとロックアウトし、消灯できます。

点灯してみます。
 
イメージ 4
 
まさに電球の灯りです。
真っ暗な部屋で点灯すると、
 
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く、暗い。電球ならこんなものでしょうが、リフが浅い拡散系にしては照射範囲が
狭いような気がします。
 
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よく見るとリフに埃が溜まって曇っています。
定期的にメンテしないと、いざというときに役に立ちませんよ、ワ〇ン〇ン〇テ〇さん。
分解・清掃してみます。
 
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綺麗になりました。
 
イメージ 9
 
改めて照射してみます。
 
イメージ 10
 
それなりに明るいし照射範囲も広がりました。
ダークリングが発生しますが、これは安価な電球式ライトの宿命ですので、
仕方ありません。
ちなみに手持ちのH501wだとこうなります。
 
イメージ 11
 
H501はウォームホワイト(電球色)ですが、比べると電球の灯りよりは
かなり白っぽいですね。
 
LEDフラッシュライトは、電球式よりも単価が高いのは判りますが、
未だに部屋置きの常備灯が電球式、しかもメンテナンスされていないのは、
少々問題だと思います。
停電になっても、すぐに回復する昨今では電球切れや電池切れの心配はないの
かもしれませんが、停電の長期化がないわけではありません。
※この記事を書いている15年3月2日8:29現在、長野県で広域停電が発生中です。

そうなったとき、電球式のランタイムはLEDに比べると著しく短いため、
あっという間に消えてしまいます。
また、電球切れという問題もあるため、利用者がパニックに陥る危険性もあります。
ホテルは、替えの電池や電球の準備は充分してあるのでしょうか?
常備灯の配置にも問題があります。
小生が宿泊した部屋の常備灯は机の下に配置されており、目が届きません。
また、机の下にあるため部屋の電気が点いていても蓄光できないので、目印の
意味がなく、事前にライトに位置を把握していないと暗闇の中では探し出せない
でしょう。
おそらく他の部屋も同じだと思われます。
配置については、早々に変更を検討して欲しいものです。

ホテルが停電しても、足元灯だけは消えない設計になっていることを祈ります。
 

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