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ミニマグライト LED化

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以前LED化したミニマグライトですが、また仕様変更しました。

イメージ 2


小生がフラッシュライトに興味をもったきっかけがミニマグライトなのですが、
ミニマグから白色の光が発せられていると、なんだか不自然に感じてしまいます。
どうやら「マグライト=電球色」が深層意識に刷り込まれているらしく、
LEDに換装すると明るくなるしランタイムも伸びるので、機能的には申し分ない
のですが、何か物足りないのです。
魔具ライトの魔力(おおげさ)なのでしょうか。

マグライト4Cは、運よく電球色LEDが入手できたので、光の色温度を変える
ことなくLED化できましたが、2AA用の電球色LEDは入手できないまま、
ランタイム重視で白色LEDを使用していました。

で、このたび2AA対応の電球色LEDを入手できたので、インストールしたという
次第です。

イメージ 1


交換は簡単で、電球を外してLEDを差し込むだけ。
で、電球との比較です。
 
イメージ 5
左:キセノン球(14lm) ハレーションのせいで絞っているように見えますが、中間くらいです
右:電球色LED(?lm) 拡散して見えますが、絞りはキセノン球と同じくらいです
 
どちらも夜間の室内で、約2m先の天井付近の壁を照射しています。
LEDのほうが光が柔らかく、キセノン特有のダークリングが目立ちません。
(ただ、リフレクターはオリジナルのものを使うので、多少あ
ります)

今回の仕様変更のためにブルーを1本追加落札しました。
イメージ 3
 
変更内容は以下の通り。
以前140lm化したブラックは電球色LEDに変更。
カモ柄とブルーも電球色LEDに変更。
140lmの白色LEDは、部品ボックスへ。
140lmホワイトLEDはシルバーのミニマグに載せました。
結果、各ライトの配置をは以下のように変更しました。
 
イメージ 6
左上:カモ柄は、寝室の間接照明風に
左下:ブラックは、EDCのサブライトに
右上:ブルーは、事前者の前照補助灯に
右下:シルバーは、自宅の常備灯に
 
 
キセノン球のランタイムは1時間程度ですが、LEDは1時間/日×7日でも
明るさはあまり変わりませんでした※。
連続点灯してもライト本体が熱くならないので、このLEDのlm値は20~30lm
くらいだと思われます。
デフォルトのキセノン球より少し明るいくらいですから、最新のLEDライトの性能
と比較すると、心許ない感じです。

試しに夜間の散歩で使用してみましたが、街灯のある道路では照射先は視認
できませんでした。
ただ、対向車(者)からは点灯が十分確認できるので、眩しくない補助灯としての
機能は十分に果たしていると思います。
また、室内では必要十分な明るさだと思います。
 
※1時間/日×14日後の明るさ比較です。
 
イメージ 7
左:新品バッテリー、 右:14日後...

14時間経過しても、夜中や暗室なら充分に夜間照明として使えるので、
コスパは相当良いです。
ミニマグも時代の流れなのか、LED仕様が発売されています。
所有したこともありますが、先述の違和感から手放しました。
所持しているミニマグはすべてキセノン仕様で、それをベースにLED化
していま
す。なぜそんなややこしいことをするかというと、ミニマグライトの頑丈さと扱い
すさに高い信頼をおいているからです。

マグライトのみならず、高機能・高ルーメンのLEDフラッシュライトの心臓部は
精密機器なので壊れると素人の手には負えません。
さらにLEDの寿命がきてしまうと、修理ができないので基本的には使い捨てです。
メーカーに依頼すればLEDの載せ替えは可能ですが、大概は新品を購入
したほうがマシな価格になります。

その点、キセノンのマグライトのように電球交換が前提だったライトは、
素人でも修理・交換が可能で、パーツさえあれば半永久的に使用することが
可能ですし、今回のような改造も比較的容易に行なえます。
構造的にシンプルな為、故障が少ないというのも大きなメリットです。

ミニマグのような単純なツイストスイッチも故障がゼロではありませんが、
限りなくゼロに近いと思います。
小生が初めて買ったミニマグライト※は、15年以上現役で使用して電球切
れ以外の不具合は発生しませんでした。

※液漏れで廃棄してしまいましたが、復活できる可能性があったことを
最近知り、かなり悔しい思いをしています。



今回は、MODついでに中古購入したミニマグのメンテナンスをしました。

イメージ 4
中古購入したブルーとカモのレンズがこんな感じでした。
前オーナーが愛用された証でしょう。傷だらけになっています。
レンズに傷があると、パッと見は判りませんが、光の透過率が悪くなるため、
光が遠くに届き難くなります。
日常生活において、致命的になることはありませんが、本来の性能を活かせて
いないのは、なんとなく嫌なのでレンズ交換しました。

あとは、各ネジ山とOリングをシリコンオイルで拭き上げて、シリコングリスで
グリスアップして終了です。

EDCするライトやよく使うライトは定期的にグリスの入れ替えをしてあげると、
長持ちするような気がします。

※2015年7月27日加筆

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