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Channel: SUIT TIME
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今何時?そうね、だいたいね…

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ビジネスマンというより、社会人必携のアイテムとして、腕時計があります。
これは老若男女関係なく、腕時計は必携のアイテムだと思います。

最近は携帯電話(スマホ)やタブレット端末の普及に著しいものがあり、
時計代わりにしている人も多いでしょう。
プライベートなら、それでも構いませんが、仕事においては考えものです。

商談中に時計を確認すること自体、あまり褒められた行為ではありませんが、商談が纏まらず、時間が押して、次の商談の時間が気になるということはあります。
腕時計をチラッと見ることで、相手に無言のアピールをする、というのも商談テクニックの一つです。
しかし、、スマホをポケットや鞄から取り出して確認するという行為は、相手に様々な憶測をさせてしまいます。少なくとも良い気分はしませんね。
商談中に電話に出るなど、マナー違反も甚だしいですが、メールのチェックもやはりすべきではありません。
実際には、時間を確認しているだけかもしれませんが、メールの確認をしていると相手に連想させるだけで、ビジネスマンとしては失格と云わざるを得ないでしょう。

腕時計をしていると、時間を目にしやすいので、自然と時間を守るようになります。
逆に腕時計をしていない人は、非常に時間にルーズです。
ルーズだから腕時計をしないのかは判りませんが、いずれにせよ時間にルーズなのも社会人としては失格です。
もちろん例外はありますが、私の周囲でも腕時計をしていない人は、約束の時間に遅れてきますし、出発予定時刻を過ぎてしまい、出掛けに慌てて到着遅延の連絡をしています。


スーツに合わせる腕時計の基本は、3針・薄型・革ベルト、のドレスウォッチです。

3針とは、長針・短針・秒針しかない時計です。
これ以外の機能で付いていてもおかしくないのは、カレンダー機能くらいです。
仕事の内容次第では、ストップウォッチ機能が必要だったりするかもしれませんが、それは例外として良いでしょう。

薄型とは時計本体の厚みのことで、機能が増えれば時計はぶ厚くなります。
ぶ厚い時計は、スーツのエレガントにマッチしません。必要以上の機能が付いていることに他ならないからです。
大体、10mm前後と考えておけばよいでしょう。

革ベルトについては、スーツスタイルの基本として身につけるものは天然素材が最上という考えに基づきます。
また紳士の装いで金属的なアクセサリーは、極力抑えたほうがお洒落という考え方もあります。
革ベルトの色はベルトや靴と合わせると、装いに統一感が出るので、より高度なお洒落が楽しめます。


賛否あると思います。
絶対にこれでなければいけないということもありませんし、
逆に、これではまだ甘いという意見もあるかと思います。
上を目指したり、こだわり出せばキリがないのですが、紳士のビジネススタイルの一つとして、上記は必要にして充分だと考えています。
しかし、この程度のことすら、知らない人・出来ていない人はたくさんいます。
より高みを目指すなら、各自で勉強をしていけば良いと思います。

紳士の装いとしての腕時計は、時間を確認して、約束を守るための道具であり、それ以上の機能は必要ありません。

メタルバンドの時計も薄型なら、一つ持っておいても良いですが、正装が必要とされる場では、革ベルト。
覚えておいて損はないです。

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