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レッドウィング ペコスブーツ(補足)

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ペコスブーツは、入手時の黒ずみがひどかったので、2回クリーニングをしました。
最初のクリーニングはブーツの形を整えるためにドブ漬けにしましたが、2回目は形を整える
必要がなかったので、シューキーパーを入れたまま、表面だけ濡らしてクリーニングしました。

具体的には、

 ①ステインリムーバーでブーツ全体表面のオイルを拭き取る(脱脂)

 ②霧吹きでブーツ全体をまんべんなく濡らして、クリーナーで洗浄する

 ③タオルドライ後、1~2時間乾かした後にデリケートクリームで保湿する

 ③一晩乾燥させたあとにディアマントで補色&保革

今回、レクソル・レザーコンディショナーで保革をしなかったのは、クリーニングでかなり
色落ちしたため、補色をしたかったからです。
これは好みの問題で、補色をせず、オイルのみでの保革でも問題はないと思います。

最後に、入手時と作業完了後の比較をお楽しみ下さい。

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クリーニングと捕色&保革しかしていませんが、
全体的に形が整い、シャキッとすると違う靴のように見違えてしまいます。

革靴は、よほどの高級品を除いて水洗いが可能です。
(高級靴の場合、使っている革も高級でデリケートなため洗って何かあったときの精神的
ダメージが大きいので、信頼できる業者かメーカーに依頼するのが無難)

水洗いすると革が柔らかくなるので、シューキーパーで形を整えられます。
シューキーパーがない場合は、タオルや新聞紙をギュウギュウに詰め込んでも構いません。

ブーツや革靴の履きジワが気になったり、踵がつぶれたりしている方は、一度丸洗いを
してみると良いかも知れませんよ。
自分でやる自身がない方は、業者に依頼すると綺麗に仕上がります。
(踵の潰れがある方は、サイズの見直しをお勧めします)

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