さて、前回の記事で紹介した購入の順番は、
D.革靴 → B.シャツ、C.ネクタイ → A.スーツ
でした。
普通は、スーツが最初と思いますよね。
しかし、スーツはスーツだけではスーツ姿にはならないのです。
訳が判りませんね(笑)
想像してください、下着姿にスーツを着ている姿を。
スーツを着た姿とは言えないですよね。
スーツ(スタイル)には、スーツと貴方自身の他にシャツとネクタイ、革靴が
必要不可欠なのです(靴下などの小物はこの際、省きます)。
スーツを買うのに、合わせるべきシャツ・ネクタイや革靴がなければ、
スーツスタイルの完成形が判りませんし、想像できません。
既にご自分のスーツスタイルが確立しているなら問題ありませんが、
初めてスーツを買うのに、スーツスタイルのイメージできている人は少ない
と思います。
吊るしのスーツの場合、例外なくお直し(サイズ補正)が必要です。
スーツのお直しにはシャツと革靴が必要不可欠です。
スーツの袖口からシャツのカフが出るか、
パンツの裾をどれくらいの余裕で靴に被せるのか、
これを見て確認する必要があるのです。
気の利いたお店なら、試着用のシャツを貸し出してくれますが、手持ちのシャツと
サイズが違うシャツでスーツの補正をしても結局は身体に合っていないスーツが
出来上がるだけです。
スーツはサイジングが命です。
ここを間違うとどんなに高価なスーツでも野暮ったいスーツになってしまいます。
ちょっと長くなりましたので、スーツにかかる費用については、次回に持ち越します。