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就職活動向けアイテムの選び方 革靴・補足

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靴の次はシャツなのですが、茶色の靴について質問を頂きましたので、
補足したいと思います。
 
 
・茶色の革靴の色は何色が良いでしょうか。
 
これは、茶色の濃さのことだと思います。
確かに茶色は黒と違って濃淡で幾つも種類があります。
就職活動に適している色は、濃茶(ダークブラウン)・茶(ミディアムブラウン)
だと思います。
スーツの生地も同じですが、淡色は基本的にカジュアルな要素が強くなります。
スーツの色がダーク系なのに足元だけライトブラウンだと、靴だけが浮いてしまいます。全身ダーク系だと重くなってしまうと思われる場合は、濃茶の靴を合わせると、ほんの少しだけ軽くなり、若者らしさが演出できるでしょう。
アパレル業界などカジュアルな職場を目指すなら、ミディアムブラウンまでは大丈夫でしょう。
ただし、スーツの色があまりに濃いとミディアムブラウンでも浮くことがあります。
センスが問われる業界でもありますので、色の組み合わせには注意が必要です。
 

・茶色の革靴のタイプはどんなものが良いのでしょうか。
 
基本的には、前回の記事の内容と同じです。
茶靴がカジュアルだからといって、なんでも良い訳ではなく、スーツに合わせる靴
という基本は同じです。
すこしだけお洒落な要素を入れるなら、パーフォレーション(飾り穴)の入った靴を選ぶと良いでしょう。
例えば、パンチドキャップトゥなどがオススメです。
他にはシンプルなホールカットのプレーントゥなどもオススメです。
 

・靴を買うときに茶色の革靴は雨の日は履かないようにと云われたのですが、、、。
 
これについては、年月日の記事を参照戴きたいのですが、
雨の日に履いても問題はありません。
もちろん、降水確率の高い日や最初から雨が降っている日に敢えて履いて出掛けることは
ありませんが、出掛けている最中に雨に遭ったからといって心配はありません。
茶色に限らず、革靴の雨対策は充分な保革です。
小まめな手入れによる保革が充分であれば、多少の雨に関してはまったく問題ありません。
特にセメント靴であれば、底からの浸水は考えなくても良いので、革底に比べれば気は楽です。
私は雨の日の革靴はグッドイヤーウェルテッド製法ですが、ラバー底にしています。
また、最近の雨対策というかシューケアは、以下の方法を実践しています。

基本のメンテ(2ヵ月に1回)
浸透性の高い乳化性クリームを塗布後、馬毛ブラシでブラッシング。
浸透性が高く、かつ油分の多い油性クリーム(ワックスではない)を塗布後、豚毛ブラシでブラッシング後、布で磨き上げる。
ソールにソール専用オイルを塗布。

基本のメンテ(臨機応変に)
チューブ入りの乳化性クリームを塗布後、乾拭き。
これは主に、通勤・外出中に擦った場合や踏まれた場合など、軽い汚れや傷が付いた場合の補修も兼ねたメンテ。
撥水効果もあるクリームなので、午後から雨の確率が高い場合などにも向いている。

随時のメンテ(臨機応変に)
朝から雨(の予報)の場合、
前日、もしくは当日の外出30分前に防水スプレーを掛けて、乾いたら乾拭き。

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