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Channel: SUIT TIME
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就職活動向けアイテムの選び方 シャツ

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革靴の次に買い揃えるのはシャツです。
詳細は、「シャツの真実」をご覧いただければ幸いです。
ここでは、機械的な紹介のみに留めます。
 
シャツの色
ホワイトかサックスブルーが良いでしょう。
ホワイトはありきたりですが、清潔感・誠実さ・堅実さをアピールするにはもってこいの色です。サックスはホワイトに爽やかさと軽いお洒落が入ってきます。
冠婚葬祭以外であれば、サックスのシャツも特に問題はありません。
 
シャツの柄
無地が一番ですが、冠婚葬祭以外では無地は少々味気ないので、
以下の柄であれば就職活動の学生が着てもいやらしくはならないでしょう。
織柄(シャドーストライプやヘリンボーン)・ピンストライプ。
基本的に遠目では無地に見える程度が良いと思います。
 
シャツの襟の形
就職活動向けとしては、セミワイド・ワイド・レギュラーの3種に絞ります。
主に襟の開き具合です。
ボタンダウンやラウンドなど、襟先の形状などたくさんの種類がありますが、リクルートスタイルにはおよそ必要のない要素なので、ここでは省きます。
レギュラーは二昔前の主流で、着こなし次第では少々古臭く見えてしまいます。
ワイドは押し出し(アピール度)が強いので、強気でいくつもりなら、お勧めです。
無難にいくならセミワイドがいちばんだと思います。
 
ワイドカラー(wide collar)
イメージ 1
 
セミワイドカラー(semi-wide collar)
イメージ 2
 
上のセミワイドカラーは、レギュラーに近い角度です。
ちなみにレギュラーカラーは、冠婚葬祭用のシャツに多い形で、襟の開き角度が75°~90°とされています。
セミワイドは90°~120°、ワイドは120°~130°という目安がありますが、そこまで厳密に考えなくてもよいでしょう。
 
シャツの胸ポケット
これは個人差がありますが、私はあってもなくても構わないと思っています。
シャツの定義を考えれば必要のないものですが、シャツ1枚になることが多い日本人にとって、シャツの胸ポケットは必須アイテムだと思います。
私も秋冬以外は、オフィスでは上着を脱ぐので、胸ポケットは必ず付けています。
ただ、礼服や上着を脱がない前提の日のシャツは胸ポケットなしにしています。
これは単なるこだわりです。
イメージ 3
なお、このシャツは織柄のヘリンボーンになっています。
 
 
その他
ちょっとお洒落な人は、大学時代からクレリックシャツを着ていたりすることもあるかも知れません。クレリックシャツとは、ワイドカラーの画像で着ているシャツのことで、襟とカフ(袖先)のみ白無地の生地を使い、胴や袖などは色付き・柄付きのシャツのことです。
お洒落なのですが、いかにもこなれた感が出てしまうので、就職活動という謙虚な姿勢を見せる必要がある立場の人間が着るのはお勧めできません。
クレリックシャツは、就職後、クールビズが認められているようなら、ジャケットなしやノータイのときに無地だと味気ないシャツスタイルに華を添えるアイテムです。

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