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LEATHERMAN TOOL・MINI

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レザーマン ツール・ミニ
 
イメージ 1
 
学生の間は、TAKAGIのポータブルツールとマイクラで所有欲を抑えつつ、
ミリタリー・アウトドア系の書籍で購入欲を高めていました。
ただし、比較的安価で入手もしやすいアーミーナイフはヴィクトリノックスを
2本ばかり購入していました。
 
結局、初めてレザーマンのツールナイフ(プライヤー)を入手したのは
社会人になってからでした。
 
イメージ 2
平山隆一著 「ツールナイフのすべて」 原書房刊
 
大学生のときに購入したこの本を穴が開くほど眺めて品定めをしていた
『レザーマンツール・ミニ』を購入しました。
購入したショップは、記憶が正しければ上野アメ横のマルキン商店。
 
イメージ 3

通称ミニツール。
PSTも欲しかったのですが、既出のポータブルツールが現役でしたし、
EDCするための携帯性を求めた結果、ミニツールにしました。
2000年時点でスクォートやスタイルシリーズは発売されていなかった※1
ので、これが当時最小のマルチツールでした。
 
実は初代のミニツールは紛失してしまい※2、手元にあるのは箱だけ。
画像のミニツールは最近オークションで落札したもの※3になります。

※1 ジュースは2001年、スクォートは2002年発売。
※2 10年程前、JR博多駅の新幹線改札前のトイレに置き忘れ(TT)
※3 Cabela's(キャベラス;アメリカのアウトドア用品メーカー)の別注品

 
イメージ 4
 
このツールナイフ、ミニと云いつつプライヤーはフルサイズなのがキモです。
 
イメージ 5
 
プライヤーのサイズは、フルサイズのものより一回り小さいですが、
ハンドルが折り畳めるため、畳んだ状態だとフルサイズのツールナイフの半分に
なります。

小型化の結果、ツールの数も減り機能も減っている訳ですが、
それでも11機能搭載です。
11機能というのは、アウトドアや非常時には少々心許ない気もしますが、
日常生活においては全11機能すべてを使う機会はないので、充分です。
しかも、ミニツールはフルサイズのプライヤーですので、作業性も良く、
機能性も充分です。
ただPSTと同じく、プライヤー使用時に取っ手の縁が外側(掌側)にくるので、
握りこむと痛いという欠点があります。
イメージ 6
 
ミニツールは、延長パーツがあるので、PSTよりはマシらしいですが、
それでも力の掛け具合では、掌に喰い込んできます。
EDC時に緊急事態に巻き込まれた場合はともかく、
ミニツールを使って作業をする予定がある場合は、必ず軍手(できれば
革手袋)を持っていきましょう。
 
初期レザーマン愛用者は、PSTは手袋とワンセット、という人が多いです。

ミニツールは1986年に発売された製品なので、
流通在庫がなくなるのも仕方がありませんが、
レザーマンには、ミニツールのナイフレスモデルを発売してもらいたいところです。
ナイフの部分には、大きめのハサミがあるとGOODです。
最近購入しEDCツールの仲間入りしたスタイルPSは小型で携行しやすく
便利ですが、プライヤーも小さいので、使用用途は限られるのです。
フルサイズのプライヤーを100円ライターのサイズで持ち運べるのは
アドバンテージ高し、です。

※いま考えると2000年時点でまだ、流通在庫があったことに驚きです。
 いつまで生産していたんでしょうか?
 後継となる新製品の発売時期を考えると、
 ①マイクラが発売された1996年、
 もしくは
 ②ジュース・スクォートが発売された2001~2年、
 前後に生産終了したと考えるのが妥当でしょうか。
 
ミニツールは、本来EDCが望ましいのですが、ナイフが付いているので
アウトドアに携行するのが無難でしょう。
ヤスリで刃引きしてペーパーナイフにしても、ナイフの形状になっていれば
警察にとっては同じですから。

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